[2012/3/1]◎NEWS◎[各紙記事を参考]海外からアーティストを招いてコンサートを企画するプロモーション会社、ザックコーポレーション(本社・東京都中野区、宮崎恭一社長)が2月29日、東京地裁に民事再生法の適用を申請、事実上倒産したことが3月1日、民間調査会社の調べで明らかになった。負債総額は約9億5300万円とみられている。

同社は、マドンナやスティングを招聘したのをはじめ、クラシック関係では東儀秀樹や清塚信也などコンサートのプロデュースも手がけてきた。倒産に至った直接の要因は昨年開いた東日本大震災被災者チャリティイベントにおいて、海外アーティストの関係で、大手レコード会社と興行上でトラブルを起こしたこと。さらにその他にも回収不能債権を抱えていたことから、資金繰りが急速に悪化、その後も資金調達などのメドが立たず、自力再建を断念して、民事再生法の適用申請を行なうまでに至った。

今のところ、再建の協力を申し出る企業はなく、このまま消え去る可能性が強い。

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