[2017/1/19]上野学園大などを運営する上野学園の役員報酬問題で、調査に当たっていた第三者委員会は17日、「適切性を欠く」とする報告書の内容をホームページに発表した。同学園の役員報酬を巡っては、学園の教職員などから批判があり、2016年10月に第三者委員会が立ちあげられ、調査を続けていた。

報告書によると、前理事長の石橋慶晴が2007年から2016年まで受け取った理事報酬について、学園が経営状況の危機を迎えていたなか、高額で適切ではなかったとした。同報告書が発表されたことを受けて、石橋慶晴は短期大学学長と理事、評議員のすべてを辞任した。

★参考記事★
《事件》上野学園の石橋慶晴理事長が “ 不適切な支出 ” で辞任、一族経営に反発強まる