[2020/7/23]創立以来116年の歴史を誇る音大の名門、上野学園(石橋香苗理事長)は7月22日、ホームページ上で、大学部門(音楽学部)の新規学生募集を来年度以降、停止すると発表した。7月15日に開かれた理事会で決定した。

同大の音楽学部は、1958年4月1日に開学。以来、多くの優秀な学生を輩出してきた。一番有名なのは、今や世界的なピアニストとなった辻井伸行で、その他にも名を馳せた音楽家は数多い。

ただ最近では、少子化による影響で学生数が減少し、4期連続で定員割れしていた。また東京音大、桐朋学園大など定員の多い有名私立音大に比べ、コンクールなどでの入賞者も激減、名門の人気に陰りが見え始めていた。

なお大学部門は廃止となる方向だが、傘下の上野学園大短大部、上野学園中学、上野学園高校については、これまで通り募集が行われる。つまり、大学はなくなるが、音楽教育は続けられるということになる。

同大は音楽学部の音楽学科の単科制で、演奏家コース、器楽コース、声楽コース、グローバル教養コースがある。現在の学生数は約220人(管理人調べ)。学長は前田昭雄、学部長は盆携枝子が務めている。

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