[2021/01/20]日本製鉄はこのほど、第32回日本製鉄音楽賞の受賞者を発表、メインのフレッシュアーティスト賞には佐藤が選ばれた。副賞は300万円。

公式サイトに掲載された贈賞理由は次の通り。

【贈賞理由】
2019年のミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門において日本人として初めて優勝し、一躍国際的に注目を集めることとなった。その後の演奏会での目覚ましい活躍ぶりもさることながら、そのどれもが高い水準の演奏であり、最高の評価を得ている。日本を代表するチェリストになるであろう逸材として大きく期待される。

今回の選考は、寺西基之(音楽評論家)、上田弘子(音楽評論家)、山野雄大(音楽評論家)、江口 玲(東京芸大教授)、山崎伸子(桐朋学園大特任教授)が担当した。

日本製鉄音楽賞(旧称・新日鉄音楽賞、2012年10月より新日鉄住金音楽賞、2019年4月1日より現行に改称)は、1990年に旧新日鉄創立20周年と、同社が提供してきた「新日鉄コンサート」放送35周年を記念して設けられた音楽賞。この賞を通して、日本の音楽文化の発展と、将来を期待される音楽家の方々の一層の活躍を支援することを目的としている。